令和08年度 第111回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 37

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問 37  リアルタイム正答率 : 87.6%

 国家試験問題

国家試験問題
プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)を阻害することで、LDL受容体の分解を抑制する脂質異常症治療薬はどれか。1つ選べ。

1 べザフィブラート


2 エゼチミブ


3 エボロクマブ


4 アトルバスタチン


5 ロミタピド

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問 37    

 e-REC解説

解答 3

プロタンパク質転換酵素サブチリシン/ケキシン9型(PCSK9)を阻害することで、LDL受容体の分解を抑制する脂質異常症治療薬はエボロクマブである。エボロクマブは、抗PCSK9モノクローナル抗体であり、PCSK9を阻害することで、LDL受容体の分解を抑制し、LDL受容体を介した血中LDLの肝臓への取り込みを促進させる。

1 誤
ベザフィブラートは、ペルオキシソーム増殖剤応答性受容体α(PPARα)活性化を介したリポタンパクリパーゼ活性化作用などにより血中のトリグリセリドを減少させる脂質異常症治療薬である。

2 誤
エゼチミブは、小腸のコレステロールトランスポーター(NPC1L1)に作用して、コレステロール吸収を阻害する脂質異常症治療薬である。

3 正
前記参照

4 誤
アトルバスタチンは、肝臓でのHMG−CoA還元酵素を競合的に阻害し、コレステロール生成を阻害する脂質異常症治療薬である。

5 誤
ロミタピドは、肝臓や小腸でミクロソームトリグリセリド転送タンパク質(MTP)に結合し、トリグリセリドとリポタンパク質の会合を阻害することで、VLDLの形成を阻害する脂質異常症治療薬である。

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