平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 132

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問 132  正答率 : 58.8%

 国家試験問題

国家試験問題
A及びBの条件をともに満たす薬物はどれか。1つ選べ。

A:覚せい剤取締法により覚せい剤に指定されている。
B:シモン反応陽性である。

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問 132    

 e-REC解説

解答 2

A:覚せい剤取締法により覚せい剤に指定されている薬物は、メタンフェタミンとアンフェタミンである。
B:シモン反応が陽性を示すのは、芳香族第二級アミンである。
A及びBの条件をともに満たす薬物は、覚せい剤であり芳香族第二級アミンであるメタンフェタミンである。

1 誤
フェニルプロパノールアミンの構造である。フェニルプロパノールアミン(50%以下を含有するものを除く)は、覚せい剤取締法により、覚せい剤原料に指定されている。

2 正
メタンフェタミンの構造である。

3 誤
エフェドリンの構造である。エフェドリン(10%以下を含有するものを除く)は、覚せい剤取締法により、覚せい剤原料に指定されている。

4 誤
アンフェタミンの構造である。

5 誤
メチルエフェドリンの構造である。メチルエフェドリン(10%以下を含有するものを除く)は、覚せい剤取締法により、覚せい剤原料に指定されている。

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