平成27年度 第100回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 27

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問 27  正答率 : 95.3%

 国家試験問題

国家試験問題
自律神経節において節前線維から節後線維への神経伝達を行う受容体はどれか。1つ選べ。

1 グルタミン酸NMDA受容体
2 セロトニン5−HT3受容体
3 ニコチン性アセチルコリン受容体
4 γ−アミノ酪酸GABAA受容体
5 グリシン受容体

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問 27    

 e-REC解説

解答 3

自律神経節において、節前線維から節後線維への神経伝達を行う受容体は、ニコチン性アセチルコリン(NN)受容体である。自律神経節において、節前線維から遊離したアセチルコリンは、節後線維NN受容体を刺激して神経伝達を行う。

1 誤
グルタミン酸NMDA受容体は、中枢神経系における興奮性シナプス伝達に関与する。

2 誤
セロトニン5−HT3受容体は、化学受容器引き金帯(CTZ)や腸管神経などに存在する。

3 正

4 誤
γ−アミノ酪酸GABAA受容体は、中枢神経系における興奮性シナプス伝達の抑制に関与する。

5 誤
グリシン受容体は、GABAA受容体と同様、中枢神経系における興奮性シナプス伝達の抑制に関与する。

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