平成27年度 第100回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 296,297

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問 296  正答率 : 71.6%
問 297  正答率 : 86.5%

 国家試験問題

国家試験問題
今回、病棟薬剤師として、初めて精神科病棟を担当することとなった。そこで、病棟において使用されている薬剤のうち、特に副作用に注意しなければならない薬剤をリストアップすることにした。

問296(実務)
以下の薬剤の中で、緊急安全性情報が発出された薬剤の副作用発現を調べるために、血液の検査を行う必要のあるものはどれか。2つ選べ。

1 セルトラリン塩酸塩錠
2 オランザピン錠
3 ミルタザピン錠
4 リスペリドン錠
5 クエチアピンフマル酸塩錠


問297(病態・薬物治療)
この副作用はどれか。1つ選べ。

1 肝機能障害
2 高血糖
3 高カリウム血症
4 腎機能障害
5 横紋筋融解症

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問 296    
問 297    

 e-REC解説

問296 解答 2、5

オランザピン錠とクエチアピンフマル酸塩錠は、血糖値上昇による糖尿病性ケトアシドーシス及び糖尿病性腎症について緊急安全性情報が発出された薬剤である。そのため、血液検査により血糖値の測定を行う必要がある。


問297 解答 2

問296 解説参照

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