平成31年度 第104回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 332

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問 332  正答率 : 83.6%

 国家試験問題

国家試験問題
12歳女児。アレルギー性鼻炎により耳鼻咽喉科を受診したところ、以下の薬剤が処方された。

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母親に確認したところ、錠剤を服用できないことがわかり、処方医に疑義照会を行い、ケトチフェンシロップ0.02%への処方変更を提案した。
シロップ剤の1回量及び全量として正しいのはどれか。1つ選べ。

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問 332    

 e-REC解説

解答 3

剤形変更の際は、変更前と変更後で成分量(原薬量)を一致させる必要がある。変更前のケトチフェン錠1 mgは1回1錠で処方されているため、1回当たりの成分量(原薬量)は1 mg/回となる。変更後のケトチフェンシロップ0.02%(0.02 g/100 mL=20 mg/100 mL=0.2 mg/mL)で1回当たりの成分量(原薬量)を1 mg/回にするためには、1回量を1 mg/回÷0.2 mg/mL=5 mL/回とすれば良い。また全量については、変更前が1日2回7日分と全14回分処方されているため、変更後の全量は5 mL/回×14回=70 mLとなる。

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