令和03年度 第106回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 10

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問 10  正答率 : 82.1%

 国家試験問題

国家試験問題
カンゾウに含まれ、偽アルドステロン症の原因となる成分はどれか。1つ選べ。

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問 10    

 e-REC解説

解答 2

1 誤
ジゴキシンの構造である。ジゴキシンは、ケジギタリスの主要成分であり、過量投与によりジギタリス中毒の原因となる。

2 正
グリチルリチン酸の構造である。グリチルリチン酸は、カンゾウの主要成分であり、過量投与により低カリウム血症などの偽アルドステロン症の原因となる。

3 誤
ゲニポシドの構造である。ゲニポシドは、サンシシの主要成分であり、長期服用により腸間膜静脈硬化症を起こすことがある。

4 誤
バイカリンの構造である。バイカリンは、オウゴンの主要成分であり、過量投与により間質性肺炎を起こすことがある。

5 誤
センノシドAの構造である。センノシドAは、センナやダイオウの主要成分であり、過量投与により消化器系の異常を起こすことがある。

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