平成31年度 第104回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 123

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問 123  正答率 : 88.3%

 国家試験問題

国家試験問題
閉経後の健康な女性を無作為に2つの集団に分け、一方の集団にはエストロゲン・プロゲステロン併用療法を施し、もう一方の集団には偽薬を投与して長期にわたる追跡調査を行った結果を図に示した。この療法による疾患の発症リスクに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
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1 乳がんの発症リスクは、有意に増加した。


2 脳卒中の発症リスクは、有意に増加した。


3 大腸がんの発症リスクは、有意に増加した。


4 子宮内膜がんの発症リスクは、有意に減少した。


5 股関節骨折の発症リスクは、有意に減少した。

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問 123    

 e-REC解説

解答 2、5
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1 誤
乳がんの発症リスクは、グラフのバーが相対危険度1.0を含んでいるため、有意な差はみられないと考えられる。

2 正
脳卒中の発症リスクは、グラフのバーが相対危険度1.0より大きいため、有意に増加したと考えられる。

3 誤
大腸がんの発症リスクは、グラフのバーが相対危険度1.0より小さいため、有意に減少したと考えられる。

4 誤
子宮内膜がんの発症リスクは、グラフのバーが相対危険度1.0を含んでいるため、発症リスクに有意な差はみられないと考えられる。

5 正
股関節骨折の発症リスクは、グラフのバーが相対危険度1.0より小さいため、有意に減少したと考えられる。

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