令和06年度 第109回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 15

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問 15  正答率 : 85.5%

 国家試験問題

国家試験問題
主要組織適合遺伝子複合体(MHC)のクラスI分子とクラスⅡ分子の両方で抗原提示できる免疫担当細胞はどれか。1つ選べ。

1 樹状細胞


2 キラーT細胞


3 好中球


4 巨核球


5 制御性T細胞

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問 15    

 e-REC解説

解答 1

主要組織適合遺伝子複合体(MHC)由来のタンパク質であるMHC分子は、自己と非自己の識別に関与する細胞膜結合型糖タンパク質であり、クラスI分子とクラスⅡ分子の2つに大別される。このうち、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)のクラスI分子は、ほとんど全ての有核細胞が有しており、クラスⅡ分子は樹状細胞、マクロファージ、B細胞などの抗原提示細胞が有している。
したがって、選択肢のうち、主要組織適合遺伝子複合体(MHC)のクラスI分子とクラスⅡ分子の両方で抗原提示できる免疫担当細胞は、樹状細胞である。

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