令和02年度 第105回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 16

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問 16  正答率 : 86.1%

 国家試験問題

国家試験問題
図の1〜5は、油脂の自動酸化が始まってから停止反応に至るまでの酸価、過酸化物価、カルボニル価、チオバルビツール酸試験値及びヨウ素価の経時変化を示している。過酸化物価はどれか。1つ選べ。

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問 16    

 e-REC解説

解答 2

油脂中の不飽和脂肪酸は、空気中の熱、光、酸素により酸化が始まり中間体である過酸化物を生成する。その後、重金属により過酸化物からアルデヒド、ケトン、遊離脂肪酸を生成し、油脂の酸化は停止する。油脂の酸化の程度を測る指標として、酸価、過酸化物価、カルボニル価、チオバルビツール酸試験値及びヨウ素価がある。

1 誤
本選択肢は、ヨウ素価の経時変化である。

2 正
本選択肢は、過酸化物価の経時変化である。

3 誤
本選択肢は、酸価の経時変化である。

4 誤
本選択肢は、カルボニル価の経時変化である。

5 誤
本選択肢は、チオバルビツール酸試験の経時変化である。

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