令和03年度 第106回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 193

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問 193  正答率 : 49.5%

 国家試験問題

国家試験問題
臨床研究における検討事項と使用する統計手法の組合せとして適切なのはどれか。2つ選べ。

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問 193    

 e-REC解説

解答 4、5

1 誤
薬剤投与群と非投与群のような対応のない2群間に対して、男女比のような比率のデータに差があるかどうかを検討する際に使用する統計手法は、カイ二乗検定である。

2 誤
降圧薬を投与する前後の比較のような対応のある2群間に対して、血圧のような量的変数に差があるかどうかを検討する際に使用する統計手法は、paired-t検定である。

3 誤
目的変数を血圧値の低下のような量的変数とし、年齢、性別、食塩摂取量などの複数の因子を説明変数として、その影響度合いを検討する際に使用する統計手法は、重回帰分析である。

4 正
目的変数を副作用の有無のようなに質的変数とし、治療法や背景などの複数の因子を説明変数として、その影響度合いを検討する際に使用する統計手法は、ロジスティック回帰分析や判別分析である。

5 正
生存時間解析において抗がん剤投与群と手術群の生存率曲線に差があるかどうかを検討する際に使用する統計手法は、ログランク検定である。

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