令和07年度 第110回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 193

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問 193  正答率 : 57.3%

 国家試験問題

国家試験問題
症例対照研究の特徴として、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 まれな疾患の研究には適していない。


2 バイアスが生じやすい。


3 多数のアウトカムを扱うことができる。


4 後ろ向き研究である。


5 大きなサンプルサイズが必要である。

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問 193    

 e-REC解説

解答 2、4

1 誤
症例対照研究では、疾患群の過去に遡って調査を行うため、まれな疾患の調査に適している。

2 正
症例対照研究では、疾患群の過去に遡って調査を行うため、調査対象の情報が不正確にならざるを得ない。このようなバイアスを情報バイアスという。

3 誤
症例対照研究は、一つのアウトカム(疾患など)に対して実施する研究であり、多数のアウトカムを扱う研究ではない。

4 正
症例対照研究は、過去に遡って調査を行う後ろ向き研究である。

5 誤
症例対照研究は、疾患群のみを対象に実施することが可能なため、小さなサンプルサイズで実施することが可能である。

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