平成27年度 第100回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 195

Pin Off  未ブックマーク    |  |  |   
問 195  正答率 : 50.8%

 国家試験問題

国家試験問題
20名の被験者において、CYP2D6の遺伝子型を解析したところ、以下の結果が得られた。
スクリーンショット 2016-07-06 19.31.32.png

この被験者集団におけるCYP2D6遺伝子の*10アレルの頻度として、正しいのはどれか。1つ選べ。なお、アレルの頻度とは、ある集団で、該当する遺伝子配座においてそのアレルが占める割合のことをいう。

1 15%


2 40%


3 50%


4 60%


5 65%

 解説動画  ( 00:00 / 03:31 )

限定公開

 ビデオコントロール

 解説動画作成を要望!

 解答を選択

問 195    

 e-REC解説

解答 2

アレル(対立遺伝子)とは、対をなす相同の遺伝的配座に存在する遺伝子のことである。
本問では、被験者20名に対して、CYP2D6の遺伝子解析をおこなっていることから、CYP2D6の遺伝子は2×20=40個存在し、その中でも*10は、16個(*1/*10:9名(9個の*10)、*10/*10:3名(6個の*10)、*5/*10:1名(1個の*10))存在する。
よって、この被験者集団におけるCYP2D6遺伝子の*10アレルの頻度は16÷40=40%である。

 Myメモ - 0 / 1,000

e-REC 過去問解説システム上の [ 解説 ] , [ 解説動画 ] に掲載されている画像・映像・文章など、無断で複製・利用・転載する事は一切禁止いたします