令和07年度 第110回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 20

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問 20  正答率 : 76.3%

 国家試験問題

国家試験問題
コウジカビAspergillus flavusが産生する主要な肝発がん物質はどれか。1つ選べ。

1 シトリニン


2 パツリン


3 アフラトキシンB1


4 フモニシンB1


5 デオキシニバレノール

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問 20    

 e-REC解説

解答 3

1 誤
シトリニンは、Penicillium属のカビが産生するマイコトキシンであり、腎障害を引き起こす。

2 誤
パツリンは、Penicillium属のカビが産生するマイコトキシンであり、神経障害を引き起こす。

3 正
アフラトキシンB1は、Aspergillus属のカビが産生するマイコトキシンであり、肝がんを引き起こす。

4 誤
フモニシンB1は、Fusarium属のカビが産生するマイコトキシンであり、食道がんとの関連が報告されている。

5 誤
デオキシニバレノールは、Fusarium属のカビが産生するマイコトキシンであり、消化器障害(嘔吐、下痢、腹痛など)、造血機能障害、免疫抑制作用を引き起こす。

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