平成31年度 第104回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 23

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問 23  正答率 : 68.5%

 国家試験問題

国家試験問題
湖沼の富栄養化の進行に伴い、アオコを形成する藍藻類が産生し、肝毒性を示す物質はどれか。1つ選べ。

1 ペンタクロロフェノール


2 ジクロラミン


3 ミクロシスチン


4 ジェオスミン


5 2−メチルイソボルネオール

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問 23    

 e-REC解説

解答 3

湖沼の富栄養化の進行に伴い、アオコを形成する藍藻類が産生し、肝毒性を示す物質は、ミクロシスチンである。なお、藍藻類は、ミクロシスチン以外にもカビ臭物質のジェオスミンや2−メチルイソボルネオールを産生する。

1 誤
ペンタクロロフェノールは、過去に木材保護剤、植物成長調節剤、除草剤として使用されていた有機塩素化合物である。

2 誤
ジクロラミンは、アンモニアやアミン類などを含む水の塩素処理により生成する結合残留塩素である。

3 正
前記参照。

4 誤
前記参照。

5 誤
前記参照。

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