令和03年度 第106回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 27

Pin Off  未ブックマーク    |  |  |   
問 27  正答率 : 65.6%

 国家試験問題

国家試験問題
ラベタロールが反射性頻脈の発生を抑える機序はどれか。1つ選べ。

1 アドレナリンα1受容体遮断


2 アドレナリンβ1受容体遮断


3 アドレナリンβ2受容体遮断


4 アドレナリンα2受容体刺激


5 アドレナリンβ2受容体刺激

 解説動画  ( 00:00 / 04:48 )

限定公開

 ビデオコントロール

 解説動画作成を要望!

 解答を選択

問 27    

 e-REC解説

解答 2

反射性頻脈とは、血管拡張薬投与による急激な血圧降下に伴い、圧受容器を介して反射的に交感神経が興奮し、心筋のアドレナリンβ1受容体が刺激されることで起こる心拍数の増加のことをいう。ラベタロールは、アドレナリンα・β受容体遮断薬であり、血管のα1受容体遮断による血管拡張作用により反射性頻脈を誘発する恐れがあるが、心臓のβ1受容体遮断作用を併せもつため、反射性頻脈の発生が抑えられる。

 Myメモ - 0 / 1,000

e-REC 過去問解説システム上の [ 解説 ] , [ 解説動画 ] に掲載されている画像・映像・文章など、無断で複製・利用・転載する事は一切禁止いたします