令和03年度 第106回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 30

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問 30  正答率 : 86.1%

 国家試験問題

国家試験問題
レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing−off現象を改善させるアデノシンA2A受容体遮断薬はどれか。1つ選べ。

1 アポモルヒネ


2 アマンタジン


3 ブロモクリプチン


4 イストラデフィリン


5 ロチゴチン

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問 30    

 e-REC解説

解答 4

1 誤
アポモルヒネは、ドパミンD2受容体刺激薬であり、パーキンソン病におけるオフ症状の改善に用いられる。

2 誤
アマンタジンは、作用機序は十分に解明されていないが、ドパミンの放出促進作用・再取り込み抑制作用・合成促進作用が認められており、パーキンソン症候群に用いられる。

3 誤
ブロモクリプチンは、ドパミンD2受容体刺激薬であり、パーキンソン症候群に用いられる。

4 正
イストラデフィリンは、アデノシンA2A受容体遮断薬であり、レボドパ含有製剤で治療中のパーキンソン病におけるwearing−off現象の改善に用いられる。

5 誤
ロチゴチンは、ドパミンD2受容体刺激薬であり、パーキンソン病に用いられる。

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