平成29年度 第102回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 31

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問 31  正答率 : 85.6%

 国家試験問題

国家試験問題
Ca2+チャネル遮断作用により効果を示す抗不整脈薬はどれか。1つ選べ。

1 ソタロール


2 ベラパミル


3 リドカイン


4 ニフェカラント


5 ピルシカイニド

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問 31    

 e-REC解説

解答 2

1 誤
ソタロールは、Vaughan Williams分類Ⅲ群の抗不整脈薬であり、Kチャネル遮断作用及びアドレナリンβ受容体遮断作用により抗不整脈作用を示す。

2 正
ベラパミルは、Vaughan Williams分類Ⅳ群の抗不整脈薬であり、Ca2+チャネル遮断作用により抗不整脈作用を示す。

3 誤
リドカインは、Vaughan Williams分類Ⅰb群の抗不整脈薬であり、Naチャネル遮断作用により抗不整脈作用を示す。

4 誤
ニフェカラントは、Vaughan Williams分類Ⅲ群の抗不整脈薬であり、Kチャネル遮断作用により抗不整脈作用を示す。

5 誤
ピルシカイニドは、Vaughan Williams分類Ⅰc群の抗不整脈薬であり、Naチャネル遮断作用により抗不整脈作用を示す。

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