平成25年度 第98回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 326

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問 326  正答率 : 98.1%

 国家試験問題

国家試験問題
厚生労働省医政局通知(平成22年4月30日付け医政発0430第1号)では、チーム医療において薬剤師が主体的に薬物療法に参加することが非常に有益であるとされている。薬剤師がチーム医療の中で取り組むべき業務として、不適切なのはどれか。1つ選べ。

1 処方の変更や検査のオーダーについて、医師等と協働して実施する。


2 注射剤を投与するため、静脈に留置針を穿刺する。


3 副作用の発現状況や有効性の確認を行い、必要に応じて薬剤の変更等を提案する。


4 外来がん化学療法を受けている患者に対し、医師等と協働してインフォームド・コンセントを実施する。


5 入院患者の持参薬の内容を確認した上で、医師に対し服薬計画を提案する。

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問 326    

 e-REC解説

解答 2

1 適切

2 不適切
留置針の穿刺については、医療行為に該当するため、薬剤師が行ってはならない。

3 適切

4 適切
インフォームド・コンセントとは、医療の担い手が受療者に、医療提供に際して適切な説明を行い、それに基づいて理解を得ることとされている。薬剤師は外来がん化学療法を受けている患者に対し、医師等と協働してインフォームド・コンセントを実施するべきである。

5 適切

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