令和05年度 第108回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 33

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問 33  正答率 : 75.9%

 国家試験問題

国家試験問題
血小板のADP P2Y12受容体の遮断により、血小板凝集抑制作用を示すのはどれか。1つ選べ。

1 シロスタゾール


2 サルポグレラート


3 チカグレロル


4 オザグレル


5 ベラプロスト

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問 33    

 e-REC解説

解答 3

チカグレロルは、血小板のアデノシン二リン酸(ADP)受容体であるADP P2Y12受容体のADP結合部位とは異なる部位に結合し、ADP P2Y12受容体を可逆的に遮断することにより、血小板凝集抑制作用を示す。なお、シロスタゾールはホスホジエステラーゼⅢ阻害作用、サルポグレラートはセロトニン5-HT2受容体遮断作用、オザグレルはトロンボキサンA2生合成阻害作用、ベラプロストはプロスタグランジンI2受容体刺激作用により血小板凝集を抑制する。

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