平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 331

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問 331  正答率 : 44.3%

 国家試験問題

国家試験問題
成人患者に対する処方のうち、必ず疑義照会が必要なものはどれか。2つ選べ。
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問 331    

 e-REC解説

解答 3、5

1 誤
アテノロールは、作用時間が長く、通常1回50 mg、1日1回投与する薬剤であるため、疑義照会は不要である。

2 誤
ミチグリニドカルシウム水和物は、通常1回10 mg、1日3回朝昼夕食直前に投与する薬剤であるため、疑義照会は不要である。

3 正
インフルエンザの治療に用いる際、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物は、40 mg(20 mg/容器×2)を投与する。また、インフルエンザの予防に用いる際、ラニナミビルオクタン酸エステル水和物は、1回20 mg(20 mg/容器×1)を1日1回、2日間投与する。本処方は、1回20 mgを1日2回朝夕食後吸入と指示されているため、疑義照会が必要である。

4 誤
エゼチミブは、作用時間が長く、通常1回10 mgを1日1回食後に投与する薬剤であるため、疑義照会は不要である。

5 正
レボフロキサシンは、濃度依存性抗菌薬であり、1回500 mgを1日1回投与する薬剤である。本処方では1回500 mgを1日3回朝昼夕食後と指示されているため、疑義照会が必要である。

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