令和08年度 第111回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 333

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問 333  リアルタイム正答率 : 46.9%

 国家試験問題

国家試験問題
70歳男性。前立腺がんによるがん性疼痛に対して、モルヒネ硫酸塩水和物徐放錠を服用していた。疼痛の悪化に伴い入院となり、骨転移に対して処方1及び2の薬剤が開始となった。

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(開始時検査値)
血清アルブミン4.0 g/dL、AST 10 IU/L、ALT 14 IU/L、
血清クレアチニン0.88 mg/dL、血清カルシウム8.3 mg/dL

この患者に対して病棟担当薬剤師が行う服薬指導の内容として、適切なのはどれか。2つ選べ。

1 処方1の薬剤の開始後は、定期的な歯科検査を受けること。


2 処方1の薬剤服用中は、カリウム含有量の多い食品を積極的に摂取すること。


3 処方2の薬剤は、処方1の薬剤の副作用を軽減するために処方されていること。


4 処方2の薬剤の副作用の症状として、テタニー症状があること。


5 処方2の薬剤は、かみ砕いたり、口中で溶かさずにそのまま服用すること。

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問 333    

 e-REC解説

解答 1、3

1 正
デノスマブの重大な副作用として顎骨壊死が報告されているため、開始後に定期的な歯科検査を受けることは、服薬指導の内容としては適切である。

2 誤
デノスマブの副作用に低カリウム血症は報告されていないため、カリウム含有量の多い食品を積極的に摂取するよう服薬指導することは適切ではない。なお、デノスマブの副作用には低カルシウム血症が報告されており、必要に応じてカルシウムやビタミンDを接種するように服薬指導する。

3 正
デノタスチュアブル配合錠は、デノスマブの副作用である低カルシウム血症を予防・軽減するために処方されているため、服薬指導の内容としては適切である。

4 誤
デノタスチュアブル配合錠の副作用の症状として、テタニー症状は報告されていないため服薬指導することは適切ではない。テタニーは低カルシウム血症の際に見られる症状のため、デノスマブによる副作用として伝える服薬指導の内容である。

5 誤
デノタスチュアブル配合錠は、チュアブル錠であり、咀嚼して服用する錠剤のため、服薬指導の内容として適切ではない。

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