平成31年度 第104回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 38

Pin Off  未ブックマーク   
問 38  正答率 : 70.6%

 国家試験問題

国家試験問題
プロスタノイドTP受容体を遮断することで、抗アレルギー作用を示すのはどれか。1つ選べ。

1 プランルカスト


2 オザグレル


3 セラトロダスト


4 クロモグリク酸


5 メキタジン

 解説動画作成を要望!

 解答を選択

問 38    

 e-REC解説

解答 3

1 誤
プランルカストは、ロイコトリエン受容体を遮断し、ロイコトリエンの作用に拮抗することで抗アレルギー作用を示す。

2 誤
オザグレルは、トロンボキサン合成酵素を阻害し、トロンボキサンの生合成を抑制することで抗アレルギー作用を示す。

3 正
セラトロダストは、プロスタノイドTP受容体(トロンボキサンA2受容体)を遮断し、トロンボキサンの作用に拮抗することで抗アレルギー作用を示す。

4 誤
クロモグリク酸は、ケミカルメディエーター遊離抑制薬であり、ヒスタミンやロイコトリエンなどの遊離を抑制することで抗アレルギー作用を示す。

5 誤
メキタジンは、ケミカルメディエーター遊離抑制作用及びヒスタミンH1受容体拮抗作用により抗アレルギー作用を示す。

 Myメモ - 0 / 1,000

e-REC 過去問解説システム上の [ 解説 ] , [ 解説動画 ] に掲載されている画像・映像・文章など、無断で複製・利用・転載する事は一切禁止いたします