平成30年度 第103回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 44

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問 44  正答率 : 80.1%

 国家試験問題

国家試験問題
生体内で主にUDP-グルクロン酸転移酵素で代謝されるのはどれか。1つ選べ。

1 アセタゾラミド


2 アミカシン


3 イソニアジド


4 サラゾスルファピリジン


5 モルヒネ

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問 44    

 e-REC解説

解答 5

1 誤
アセタゾラミドは、大部分が未変化体のまま尿中に排泄される。

2 誤
アミカシンは、大部分が未変化体のまま尿中に排泄される。

3 誤
イソニアジドは、主にN-アセチル基転移酵素2(NAT2)により代謝される。

4 誤
サラゾスルファピリジンは、大部分が腸内細菌による還元を受けてスルファピリジンと5-アミノサリチル酸へ代謝される。

5 正
モルヒネは、生体内でUDP-グルクロン酸転移酵素の作用によって構造中の水酸基(-OH)にグルクロン酸が結合し、モルヒネ-3-グルクロニド及びモルヒネ-6-グルクロニドへと代謝される。

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