平成30年度 第103回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 52

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問 52  正答率 : 69.8%

 国家試験問題

国家試験問題
日本薬局方で規定されている一般試験法と、その試験法が適用される剤形の組合せとして、正しいのはどれか。1つ選べ。
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問 52    

 e-REC解説

解答 5

1 誤
無菌試験法は、培養法によって増殖しうる微生物(細菌または真菌)の有無を試験する方法である。無菌試験法を適用する製剤として、注射剤、腹膜透析溶剤、点眼剤、眼軟膏剤などが挙げられる。

2 誤
鉱油試験法は、注射剤及び点眼剤に用いる非水性溶剤中の鉱油を試験する方法である。

3 誤
粘着力試験は、貼付剤の粘着力を測定する方法である。

4 誤
重金属試験法は、医薬品中に混在する重金属の限度試験である。重金属試験法を適用する製剤として、エキス剤、流エキス剤が挙げられる。

5 正
製剤均一性試験は、個々の製剤の間での有効成分の均一性の程度を示す試験法である。製剤均一性試験を適用する製剤として、坐剤の他、錠剤、カプセル剤、散剤や顆粒剤の分包品などが挙げられる。

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