平成30年度 第103回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 64

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問 64  正答率 : 78.2%

 国家試験問題

国家試験問題
関節リウマチに関する記述のうち、誤っているのはどれか。1つ選べ。

1 自己免疫疾患である。


2 罹患率は男性が女性に比べて高い。


3 多様な関節外症状を呈する。


4 関節炎は多発性で対称性である。


5 早期診断に抗環状シトルリン化ペプチド(抗CCP)抗体の検査が有用である。

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問 64    

 e-REC解説

解答 2

関節リウマチは、Ⅲ型アレルギーが関与する自己免疫疾患であり、関節滑膜の慢性的な多発性炎症が主症状で、関節の炎症は左右対称性に起こる。その症状は、関節変形および関節痛を伴い、特に朝のこわばり(起床時に強く現れる関節のこわばり)が特徴的である。

1 正しい
前記参照

2 誤っている
関節リウマチは、30〜50歳代の女性に好発する。

3 正しい
関節リウマチは関節の炎症が主症状であるが、その他発熱や間質性肺炎、心外膜炎などの関節外症状があらわれることもある。

4 正しい
前記参照

5 正しい
抗環状シトルリン化ペプチド(抗CCP)抗体は、関節リウマチに対して高い特異性を示すため、早期診断に有用である。

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