令和06年度 第109回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 66

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問 66  正答率 : 54.8%

 国家試験問題

国家試験問題
褥瘡治療に用いる外用薬のうち、壊死組織除去効果を有するのはどれか。1つ選べ。

1 アルプロスタジルアルファデクス


2 ブロメライン


3 ポビドンヨード


4 ジメチルイソプロピルアズレン


5 トレチノイントコフェリル

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問 66    

 e-REC解説

解答 2

褥瘡治療に用いる外用薬のうち、壊死組織除去効果を有するのはブロメラインである。ブロメラインはタンパク分解酵素であり、タンパク質由来の物質が固化してできた壊死組織を分解することで、創面の清浄化を行う(化学的デブリードマン)。

1 誤
アルプロスタジルアルファデクスは、局所循環改善作用や血管新生作用による肉芽形成作用を有する褥瘡治療薬である。

2 正

3 誤
ポビドンヨードは、殺菌消毒作用を有する褥瘡治療薬である。

4 誤
ジメチルイソプロピルアズレンは、抗炎症作用を有する褥瘡治療薬である。

5 誤
トレチノイントコフェリルは、血管新生作用による肉芽形成作用を有する褥瘡治療薬である。

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