令和07年度 第110回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 77

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問 77  正答率 : 69.3%

 国家試験問題

国家試験問題
介護保険法において、第2号被保険者が要介護認定を受けられる特定疾病に該当するのはどれか。1つ選べ。

1 関節リウマチ


2 結核


3 C型肝炎


4 高血圧症


5 脂質異常症

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問 77    

 e-REC解説

解答 1

介護保険法において、被保険者は第1号被保険者と第2号被保険者に分けられる。

・第1号被保険者:市町村の区域内に住所を有する65歳以上の者
・第2号被保険者:市町村の区域内に住所を有する40歳以上65歳未満の医療保険加入者

介護保険法による保険給付を受給するためには、要介護認定もしくは要支援認定を受けなければならないが、第2号被保険者は要介護状態もしくは要支援状態の原因である身体上又は精神上の障害が特定疾病によって生じたものでなければならない。

<特定疾病>
・関節リウマチ(選択肢1)
・がん(医師が一般に認められている医学的知見に基づき回復の見込みがない状態に至ったと判断したものに限る)
・筋萎縮性側索硬化症
・後縦靱帯骨化症
・骨折を伴う骨粗鬆症
・初老期における認知症(アルツハイマー病その他の神経変性疾患、脳血管疾患その他の疾患により日常生活に支障が生じる程度にまで認知機能が低下した状態として政令で定める状態)
・進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症及びパーキンソン病
・脊髄小脳変性症
・脊柱管狭窄症
・早老症
・多系統萎縮症
・糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症及び糖尿病性網膜症
・脳血管疾患
・閉塞性動脈硬化症
・慢性閉塞性肺疾患
・両側の膝関節又は股関節に著しい変形を伴う変形性関節症

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