平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 168

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問 168  正答率 : 82.3%

 国家試験問題

国家試験問題
下図は、薬物と血漿タンパク質との結合実験の結果から得られた両逆数プロットである。この薬物の血漿タンパク質に対する結合定数K((µmol/L)-1)として最も近い値はどれか。1つ選べ。
ただし、図中のrは血漿タンパク質1分子あたりに結合している薬物の分子数を、[Df] (µmol/L)は非結合形薬物濃度を示す。
スクリーンショット 2017-04-05 14.57.49.png


1 25
2 50
3 100
4 125
5 250

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問 168    

 e-REC解説

解答 4

設問の図は、薬物と血漿タンパク質との結合実験の結果から得られた両逆数プロットである。両逆数プロットより、薬物の血漿タンパク質に対する結合定数Kや結合部位数nを求めることができる。
両逆数プロットの縦軸切片は、1/nであり、横軸切片は、-Kである。設問のグラフの縦軸切片は1であり、横軸切片は-125であることから、nは1であり、Kは、125である。

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