平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 31

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問 31  正答率 : 75.6%

 国家試験問題

国家試験問題
ペロスピロンが統合失調症の陽性症状を改善する機序はどれか。1つ選べ。

1 アドレナリンα2受容体刺激
2 セロトニン5−HT2受容体遮断
3 セロトニン5−HT4受容体刺激
4 ドパミンD1受容体遮断
5 ドパミンD2受容体遮断

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問 31    

 e-REC解説

解答 5

ペロスピロンはドパミンD2受容体遮断作用とセロトニン5−HT2受容体遮断作用を併せもつセロトニン・ドパミンアンタゴニスト(SDA)であり、統合失調症の治療に用いられる。ドパミンD2受容体遮断作用により陽性症状(幻覚、妄想など)を、セロトニン5−HT2受容体遮断作用により陰性症状(感情の平板化、自閉など)を改善する。

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