平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 32

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問 32  正答率 : 83.2%

 国家試験問題

国家試験問題
心臓に対する選択性が高く、頻脈性不整脈に用いられるCa2+チャネル遮断薬はどれか。1つ選べ。

1 アゼルニジピン
2 エホニジピン
3 シルニジピン
4 ベラパミル
5 マニジピン

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問 32    

 e-REC解説

解答 4

ベラパミルは心臓に対する選択性が高いCa2+チャネル遮断薬であり、心筋細胞内へのCa2+流入抑制を介して不応期を延長させるため、頻脈性不整脈に用いられる。アゼルニジピン、エホニジピン、シルニジピン、マニジピンは血管に対する選択性が高いジヒドロピリジン系Ca2+チャネル遮断薬であるため、高血圧などの治療に用いられるが、頻脈性不整脈には用いられない。

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