平成26年度 第99回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 67

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問 67  正答率 : 76.9%

 国家試験問題

国家試験問題
正規分布が仮定できる数値データについて、2群間の平均値の差の検定に用いる統計手法はどれか。1つ選べ。

1 符号検定
2 カイ二乗検定
3 Studentのt検定
4 Fisherの直接確率法
5 Wilcoxonの順位和検定

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問 67    

 e-REC解説

解答 3

1 誤
符号検定は、対応のある群間のデータ対の差を+・−の符号に変換して、優劣や大小を検定する。

2 誤
カイ二乗検定は、期待度数(理論値、期待値)と測定度数(実際に測定した数値)に優位なずれがあるかどうかを比較する検定法である。

3 正
Studentのt検定は、正規分布に従う2群間の平均値に有意差があるかどうかを検定するものである。

4 誤
Fisherの直接確率法は、標本数が少なくカイ二乗検定を行うことができない場合に用いる検定法である。

5 誤
Wilcoxonの順位和検定は、ノンパラメトリックなデータの母集団の中央値に差があるかどうかを検定する。

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