平成25年度 第98回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 31

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問 31  正答率 : 80.1%

 国家試験問題

国家試験問題
選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取込み阻害により抗うつ作用を示すのはどれか。1つ選べ。

1 パロキセチン
2 ミアンセリン
3 アモキサピン
4 トラゾドン
5 ミルナシプラン

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問 31    

 e-REC解説

解答 5

1 誤
パロキセチンは、選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)である。その他、SSRIとして、フルボキサミン、セルトラリン、エスシタロプラムがある。

2 誤
ミアンセリンは、四環系抗うつ薬であり、シナプス前アドレナリンα2受容体を遮断してノルアドレナリンの遊離を促進する。

3 誤
アモキサピンは、三環系抗うつ薬であり、ノルアドレナリンやセロトニンの再取り込みを阻害する。

4 誤
トラゾドンは、セロトニンの再取り込み阻害作用に加えて、セロトニン5-HT1受容体刺激作用及びセロトニン5-HT2受容体遮断作用を有する抗うつ薬である。

5 正
ミルナシプランは、選択的セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬(SNRI)であり、抗うつ薬として用いられる。その他、SNRIとしてデュロキセチンがある。

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