平成24年度 第97回 薬剤師国家試験問題
一般 実践問題 - 問 326

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問 326  正答率 : 95.7%

 国家試験問題

国家試験問題
保険調剤における処方内容の疑義照会に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

1 医師には自らが交付した処方せんに関して、薬剤師からの疑義照会に対応する義務がある。
2 処方せんに不備があっても薬剤師として明確に判断できることは、疑義照会する必要はない。
3 処方せんに疑義があっても患者に確認して解消された場合には、疑義照会する必要はない。
4 処方された医薬品の用法が記載されていない場合は、添付文書の用法に合わせて投薬するので疑義照会の必要はない。
5 疑義照会により処方内容が変更になった場合は、医療機関に処方せんの再発行を求めなければならない。

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問 326    

 e-REC解説

解答 1

1 正
処方医は、その交付した処方せんに関して、薬剤師から疑義照会があった場合には、これに適切に対応する義務がある。

2 誤
処方せんに不備(用法、用量が記載されていない等)又は疑義がある場合、薬剤師は処方医に対して疑義照会する必要がある。

3 誤
解説2参照

4 誤
解説2参照

5 誤
疑義照会により処方内容が変更になった場合は、医療機関に処方せんの再発行を求める必要はない。なお、疑義照会により処方内容が変更になった場合、処方せんに変更内容を記載すれば、調剤することが可能となる。

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