平成24年度 第97回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 94

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問 94  正答率 : 47.8%

 国家試験問題

国家試験問題
反応A→Bは、反応物Aの濃度Cに関して2次反応である。この反応に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。ただし、反応物Aの初濃度をC0、反応速度定数をk、半減期をt1/2とする。

1 圧力、温度が一定ならば、C0が変化してもkは一定である。
2 C0が2倍になれば、反応速度は2倍になる。
3 C0が2倍になれば、t1/2は1/2になる。
4 濃度の逆数1/Cを反応時間に対してプロットすると、傾きが(ln2)/kの直線が得られる。

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問 94    

 e-REC解説

解答 1、3

1 正
圧力、温度が一定の条件下では、反応速度定数kは、初濃度C0の変化の影響を受けず一定である。

2 誤
2次反応において、反応速度は濃度の2乗に比例するため、初濃度C0が2倍になれば、反応速度は4倍になる。

3 正
2次反応において、半減期t1/2は初濃度に反比例するため、初濃度C0が2倍になれば、半減期t1/2は1/2倍になる。

4 誤
2次反応において、濃度の逆数1/Cを反応時間に対してプロットすると、傾きが反応速度定数kの直線が得られる。

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