平成24年度 第97回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 97

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問 97  正答率 : 54.8%

 国家試験問題

国家試験問題
クロマトグラフィーに関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 ろ紙クロマトグラフィーは、ろ紙に含まれる水を固定相とする分配クロマトグラフィーである。
2 固定相としてオクタデシルシリル化したシリカゲルを用いる逆相分配クロマトグラフィーでは、極性の高い溶質が先に溶出する。
3 アミノ酸分析に用いられる陽イオン交換クロマトグラフィーでは、塩基性の強いアミノ酸から順に溶出される。
4 サイズ排除(ゲルろ過)クロマトグラフィーでは、分子量の小さな溶質から順に溶出される。

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問 97    

 e-REC解説

解答 1、2

1 正
ろ紙クロマトグラフィーには、ろ紙に含まれる水を固定相とする分配クロマトグラフィーがある。

2 正
固定相としてオクタデシルシリル化シリカゲルを用いる逆相分配クロマトグラフィーでは、極性の低い溶質が固定相に分配されるため、極性の高い溶質が先に溶出し、極性の低い溶質は後で溶出する。

3 誤
陽イオンクロマトグラフィでアミノ酸の分離を行う場合、試料溶液を強酸性とし、酸性アミノ酸、中性アミノ酸、塩基性アミノ酸を+に荷電させ、固定相に保持させる。その後、移動相のpHを徐々に上昇させると、等電点の低いアミノ酸(酸性アミノ酸)から順に溶出する。

4 誤
サイズ排除(ゲルろ過)クロマトグラフィーでは、分子量の小さい溶質はゲルに保持されるため、分子量の大きい溶質から先に溶出し、分子量の小さい溶出は後から溶出される。

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