平成29年度 第102回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 23

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問 23  正答率 : 65.8%

 国家試験問題

国家試験問題
赤外線の特徴や生体への影響に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

1 紫外線に比べ、皮膚における透過性が低い。
2 可視光線に比べ、波長が短い。
3 ガラス工などの高温作業従事者における白内障の原因となる。
4 日焼けによる色素沈着の原因となる。
5 遠赤外線は殺菌灯に用いられる。

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問 23    

 e-REC解説

解答 3

1 誤
赤外線は紫外線に比べ、皮膚透過性が高い。

2 誤
赤外線は可視光線に比べ、波長が長い。

3 正
赤外線の長時間曝露(ガラス工などの高温作業従事など)は、網膜の火傷や水晶体タンパク質の変性による白内障の原因となる。

4 誤
日焼けによる色素沈着の原因となるのは紫外線(UVA)である。

5 誤
遠赤外線は、皮膚に吸収されると温感を与えることから暖房器具などに用いられる。なお、殺菌灯に用いられるのは紫外線(UVC)である。

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