平成31年度 第104回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 17

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問 17  正答率 : 72.1%

 国家試験問題

国家試験問題
感染型食中毒の原因となる細菌はどれか。1つ選べ。

1 Staphylococcus aureus
2 Clostridium botulinum
3 Aspergillus flavus
4 Kudoa septempunctata
5 Camþylobacter jejuni

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問 17    

 e-REC解説

解答 5

細菌による食中毒は、菌に感染することによって発症する感染型食中毒と、菌が産生する毒素を摂取することによって発症する毒素型食中毒の2つに大別される。

1 誤
Staphylococcus aureus(黄色ブドウ球菌)は、毒素型食中毒を引き起こす細菌である。

2 誤
Clostridium botulinum(ボツリヌス菌)は、毒素型食中毒を引き起こす細菌である。

3 誤
Aspergillus flavus(アスペルギルス フラバス)は、アスペルギルス属の真菌であり、肝がんを引き起こすアフラトキシンB1を産生する。

4 誤
Kudoa septempunctata(クドア セプテンプンクタータ)は、主にヒラメに寄生する寄生虫であり、摂取により下痢、嘔吐などを引き起こす。

5 正
Camþylobacter jejuni(カンピロバクター ジェジュニ)は、感染型食中毒を引き起こす細菌である。

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