令和02年度 第105回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 19

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問 19  正答率 : 86.5%

 国家試験問題

国家試験問題
感染症法により、病原体に汚染された場所に消毒等の対物措置が必要とされる感染症はどれか。1つ選べ。
感染症法:感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律

1 麻しん
2 ヘルパンギーナ
3 腸管出血性大腸菌感染症
4 マイコプラズマ肺炎
5 クリプトスポリジウム症

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問 19    

 e-REC解説

解答 3

感染症法では、症状の重さや病原体の感染力に基づいて、感染症を一〜五類感染症に分類しており、感染症が発生した際にその類型ごとに対応・措置を定めている。以下にその表を示す。

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1 誤
麻しんは、五類感染症であり、感染症法により病原体に汚染された場所に消毒等の対物措置は必要とされていない。

2 誤
ヘルパンギーナは、五類感染症であり、感染症法により病原体に汚染された場所に消毒等の対物措置は必要とされていない。

3 正
腸管出血性大腸菌感染症は、三類感染症であり、感染症法により病原体に汚染された場所に消毒等の対物措置が必要とされている。

4 誤
マイコプラズマ肺炎は、五類感染症であり、感染症法により病原体に汚染された場所に消毒等の対物措置は必要とされていない。

5 誤
クリプトスポリジウム症は、五類感染症であり、感染症法により病原体に汚染された場所に消毒等の対物措置は必要とされていない。

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