令和02年度 第105回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 30

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問 30  正答率 : 91.9%

 国家試験問題

国家試験問題
セロトニン5−HT1B/1D受容体を刺激する片頭痛治療薬はどれか。1つ選べ。

1 ロメリジン
2 チザニジン
3 スマトリプタン
4 バクロフェン
5 デュロキセチン

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問 30    

 e-REC解説

解答 3

1 誤
ロメリジンは、Ca2+チャネルを遮断し、脳血管を拡張させる片頭痛予防薬である。

2 誤
チザニジンは、アドレナリンα2受容体を刺激し、筋肉を弛緩させる中枢性筋弛緩薬である。

3 正
スマトリプタンは、セロトニン5−HT1B/1D受容体を刺激し、脳血管を収縮させる片頭痛治療薬である。

4 誤
バクロフェンは、GABAB受容体を刺激することでγ−運動神経活性を低下し、筋肉を弛緩させる中枢性筋弛緩薬である。

5 誤
デュロキセチンは、脳内神経終末へのセロトニンとノルアドレナリンの再取り込みを阻害する抗うつ薬である。また、下行性痛覚抑制神経を賦活化する作用も有するため、鎮痛薬としても用いられる。

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