令和02年度 第105回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 37

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問 37  正答率 : 55.1%

 国家試験問題

国家試験問題
アドレナリンα1、α2及びβ1受容体に作用し、β2受容体及びドパミンD1受容体にはほとんど作用しないのはどれか。1つ選べ。

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問 37    

 e-REC解説

解答 3

1 誤
本構造はドパの構造式である。ドパは、神経細胞内でチロシンから生成されるアミノ酸であり、アドレナリン受容体などへの作用はもたない。

2 誤
本構造はドパミンの構造式である。ドパミンは、アドレナリンα及びβ受容体や、ドパミンD受容体に作用する。

3 正
本構造はノルアドレナリンの構造式である。ノルアドレナリンは、アドレナリンα1、α2及びβ1受容体には作用するが、β2受容体及びドパミンD1受容体にはほとんど作用しない。

4 誤
本構造はアドレナリンの構造式である。アドレナリンは、アドレナリンα1、α2及びβ1、β2受容体に作用する。なお、ドパミンD受容体への作用はほとんどもたない。

5 誤
本構造はイソプレナリンの構造式である。イソプレナリンは、アドレナリンβ受容体には作用するが、アドレナリンα受容体及びドパミンD受容体への作用はほとんどもたない。

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