令和02年度 第105回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 61

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問 61  正答率 : 80.3%

 国家試験問題

国家試験問題
気管支喘息に関する記述のうち、正しいのはどれか。1つ選べ。

1 アトピー型では血中好酸球数が増加する。
2 発作は昼間に起こることが多い。
3 発作時には気管支が弛緩する。
4 発作時にはピークフローが増加する。
5 発作時には起坐位より臥位のほうが呼吸が楽になる。

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問 61    

 e-REC解説

解答 1

1 正
アトピー型気管支喘息は、Ⅰ型アレルギーの一種であり、血中好酸球数が増加する。

2 誤
気管支喘息発作は、ヒスタミンやロイコトリエンが大量に放出されることによる気管支の収縮であり、副交感神経が優位となり気管支が収縮しやすい夜間に起こることが多い。

3 誤
解説3参照

4 誤
ピークフローとは呼気気流速度の最大値であり、発作時は気道が閉塞するためピークフローは低下する。

5 誤
起坐位では、横隔膜が下がり呼吸面積が広くなったり、肺のうっ血状態が軽減される。そのため発作時には、臥位より起坐位のほうが呼吸が楽になる。

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