平成28年度 第101回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 47

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問 47  正答率 : 53.1%

 国家試験問題

国家試験問題
血中薬物濃度に基づく治療薬物モニタリング(TDM)において、効果発現と副作用リスクの指標としてトラフ値とピーク値の測定が推奨される薬物はどれか。1つ選べ。

1 ゲンタマイシン
2 タクロリムス
3 フェノバルビタール
4 ジゴキシン
5 リドカイン

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問 47    

 e-REC解説

解答 1

血中薬物濃度に基づく治療薬物モニタリング(TDM)における薬物の血中濃度測定は、通常はトラフ値が推奨されているが、アミノグリコシド系など一部の薬物では、トラフ値とピーク値の測定が推奨されている。アミノグリコシド系抗生物質のピーク値は有効性の評価や聴力障害の評価、トラフ値は腎障害発現の評価に用いる。なお、選択肢中でアミノグリコシド系抗生物質に該当するのはゲンタマイシンである。

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