平成28年度 第101回 薬剤師国家試験問題
必須問題 - 問 69

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問 69  正答率 : 40.9%

 国家試験問題

国家試験問題
消失経路の観点から、腎機能障害時に投与量の補正が必要な薬物はどれか。1つ選べ。

1 アテノロール
2 プロプラノロール
3 アセトアミノフェン
4 デキストロメトルファン
5 アミオダロン

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問 69    

 e-REC解説

解答 1

アテノロールは、腎消失型薬物であり、腎障害時には本薬物の排泄が低下し、作用が増強するおそれがあるため投与量の補正が必要となる。本薬物は、重篤な腎障害患者に投与する際は、クレアチニンクリアランスが35 mL/min、糸球体ろ過速度が35 mL/min以下の場合には、投与間隔をのばすなど、慎重に投与する。なお、残りの選択肢のプロプラノロール、アセトアミノフェン、デキストロメトルファン、アミオダロンは肝消失型薬物である。

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