令和08年度 第111回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 119

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問 119  リアルタイム正答率 : 52.5%

 国家試験問題

国家試験問題
遺伝子改変マウスに関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 体外受精によって作製したマウスを、クローンマウスとよぶ。


2 マウス以外の異種の遺伝子を特定の組織に限って発現する、外来遺伝子導入マウス(トランスジェニックマウス)を作製することができる。


3 トランスジェニックマウスでは、外来遺伝子は細胞質に保持されている。


4 遺伝子欠損マウス(ノックアウトマウス)は、標的遺伝子に対する低分子干渉RNA(siRNA)を発現させることで作製できる。


5 ゲノム編集技術を利用してノックアウトマウスを作製することができる。

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問 119    

 e-REC解説

解答 2、5

1 誤
クローンマウスは、通常、除核した未受精卵に別のマウスの核を導入し作製される。体外受精マウスは、精子、及び卵子の遺伝情報を引き継ぐため、一般にクローンマウスとは区別される。

2 正
外来遺伝子導入マウス(トランスジェニックマウス)は、通常、染色体DNAに対してマイクロインジェクション法などを用いて外来遺伝子を導入し作製される。トランスジェニックマウスでは、全ての細胞に外来遺伝子が導入されているが、外来遺伝子に組織特異的プロモーターを連結することで、特定の組織でのみ遺伝情報を発現することができる。

3 誤
解説2参照。トランスジェニックマウスの作製において、外来遺伝子を染色体DNAに導入するため、外来遺伝子は染色体DNAに組み込まれ保持されている。

4 誤
遺伝子欠損マウス(ノックアウトマウス)は、相同組み換えやゲノム編集技術により特定の遺伝子を破壊し作製される。なお、標的遺伝子に対する低分子干渉RNA(siRNA)を発現させることで作製できるのは、ノックダウンマウスである。

5 正
解説4参照

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