平成25年度 第98回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 125

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問 125  正答率 : 62.3%

 国家試験問題

国家試験問題
国勢調査に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 調査年の7月1日午前0時に国内に常住する者を対象とする。


2 人口静態統計である。


3 確定人口とは、大規模調査年の人口のことである。


4 結果は、生命表の作成に用いられる。


5 日本に住んでいる外国人は調査対象に含まれない。

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問 125    

 e-REC解説

解答 2、4

1 誤
国勢調査は、5年ごと(西暦の末尾が0と5の年)の10月1日午前0時に国内に常住する者を対象に総務省統計局が実施する。

2 正
人口静態統計は、ある一定の時期を基準に、人口の規模、構造などの特徴を把握するものであり、国勢調査は人口静態統計である。

3 誤
国勢調査は、10年ごと(西暦の末尾が0の年)の大規模調査と、その中間年(西暦の末尾が5の年)の簡易調査に大別される。国勢調査の年の人口を確定人口といい、大規模調査だけでなく、簡易調査も含む。

4 正
生命表は、同時に生まれた10万人の出生児が現在の年齢別死亡率(年齢別生存率)に従って、死亡すると仮定して、生存者が減少していく様子を男女別に表したものであり、完全生命表と簡易生命表に大別される。完全生命表は国勢調査をもとに作成される。

5 誤
日本に住んでいる外国人でも、国内に3ヶ月以上常住している人は国勢調査の対象となる。

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