令和08年度 第111回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 137

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問 137  リアルタイム正答率 : 62.9%

 国家試験問題

国家試験問題
化学的酸素要求量(COD)及び生物化学的酸素要求量(BOD)とその試験法に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 生活環境の保全に関する環境基準において、湖沼及び海域ではCOD、河川ではBODがそれぞれ定められている。


2 公共用水域(湖沼、海域、河川)のうち、COD又はBODの環境基準達成率が最も高いのは湖沼である。


3 酸性高温過マンガン酸法によりCODを測定する際に硝酸銀を加えるのは、水中のClを汚濁として評価するためである。


4 ウインクラー法を用いてBODを測定する際に植種水を加えるのは、好気性微生物を補給するためである。


5 水中の有機物の種類によらず、CODとBODの間には、比例関係が認められる。

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問 137    

 e-REC解説

解答 1、4

1 正
COD及びBODは有機物汚染の指標であり、生活環境の保全に関する環境基準において、湖沼及び海域ではCOD、河川ではBODが定められている。

2 誤
公共用水域の環境基準達成率は、令和6年度では、湖沼50.8%、海域78.2%、河川93.9%であり、最も高いのは河川である。

3 誤
酸性高温過マンガン酸法では、Clが過マンガン酸カリウムと反応するとCODが高く評価されるため、Clの影響を抑える目的で硝酸銀を加える。

4 正
BOD測定で植種水を加えるのは、試料中(工業排水など)に微生物が不足している場合に、有機物を分解する好気性微生物を補給するためである。

5 誤
BODとCODはともに水中の有機物汚染の指標として用いられるが、有機物の種類や生分解性によって値が異なるため、両者の間には必ずしも比例関係が認められるわけではない。

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