令和04年度 第107回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 142

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問 142  正答率 : 94.5%

 国家試験問題

国家試験問題
薬剤師法に規定されている薬剤師の業務に関する記述のうち、正しいのはどれか。２つ選べ。

１　調剤に従事する薬剤師は、調剤の求めがあった場合には、正当な理由がなければ、調剤を断ってはならない。


２　処方箋中の疑わしい点について、処方医と連絡がとれない場合には、照会せずに調剤することができる。


３　薬局以外の場所では、いかなる場合も、販売又は授与の目的で調剤することはできない。


４　医師などの処方箋によらなければ、販売又は授与の目的で調剤することはできない。


５　調剤に従事する薬剤師は、薬剤師免許を携帯しなければ調剤できない。

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問 142    
 答え合わせ

 e-REC解説

解答　１、４

１　正
調剤に従事する薬剤師は、調剤の求めがあった場合には、正当な理由がなければ、調剤を断ってはならない。また、調剤拒否できる正当な理由には、冠婚葬祭、急病等で薬剤師が不在の場合、災害等により調剤できない場合等がある。

２　誤
処方箋中の疑わしい点について、処方医と連絡がとれない場合であっても、照会せずに調剤してはならない。必ず、処方医に連絡した上で、調剤を行う。

３　誤
原則、薬局以外の場所では、販売又は授与の目的で調剤することはできない。しかし、災害等の場合には、例外的に薬局以外の場所でも、販売又は授与の目的で調剤することができる。

４　正
医師などの処方箋によらなければ、販売又は授与の目的で調剤することはできない。

５　誤
調剤に従事する薬剤師は、薬剤師名簿に登録されていれば、薬剤師免許を携帯していなくても調剤することができる。

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