令和05年度 第108回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 142

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問 142  正答率 : 90.8%

 国家試験問題

国家試験問題
薬剤師法が定める薬剤師の業務に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 薬剤師は、調剤の求めがあった場合、薬局開設者の許可があれば調剤を断ることができる。


2 薬剤師でない者は、原則、販売又は授与の目的で調剤できない。


3 薬剤師は、正当な理由があると認める場合には、薬剤師の判断で、処方箋に記載された医薬品の用法・用量を変更して調剤することができる。


4 薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合、患者の薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握し、必要な指導等を行わなければならない。


5 薬剤師は、処方箋が調剤済みになった場合には、速やかに処方箋を破棄しなければならない。

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問 142    

 e-REC解説

解答 2、4

1 誤
薬剤師は、調剤の求めがあった場合、薬局開設者の許可有無に関わらず、正当な理由なく、調剤を断ることはできない。

2 正
薬剤師でない者は、原則、販売又は授与の目的で調剤してはならない。

3 誤
薬剤師は、処方箋に記載された医薬品の用法・用量を変更して調剤する際、処方箋を交付した医師、歯科医師又は獣医師の同意が必要である。

4 正
薬剤師は、調剤した薬剤の適正な使用のため必要があると認める場合、患者の薬剤の使用状況を継続的かつ的確に把握し、必要な指導等を行わなければならない。

5 誤
薬局開設者は、当該薬局で調剤済みとなった処方箋を、調剤済みとなった日から3年間保存しなければならない。

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