令和08年度 第111回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 152

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問 152  リアルタイム正答率 : 44.5%

 国家試験問題

国家試験問題
副交感神経系に作用する薬物の作用機序に関する記述として、正しいのはどれか。2つ選べ。

1 ピロカルピンは、アセチルコリンM3受容体を刺激して、毛様体筋を収縮させる。


2 アトロピンは、アセチルコリンM2受容体を遮断して、洞房結節の活動電位の発生頻度を増加させる。


3 ジスチグミンは、コリンエステラーゼを非可逆的に阻害して、膀胱排尿筋の収縮を増強する。


4 ベタネコールは、アセチルコリンM1受容体を遮断して、腸管平滑筋を弛緩させる。


5 トロピカミドは、アセチルコリンM3受容体を刺激して、気管支平滑筋を収縮させる。

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問 152    

 e-REC解説

解答 1、2

1 正
ピロカルピンは、直接型副交感神経興奮薬であり、毛様体筋のアセチルコリンM3受容体を刺激して、毛様体筋を収縮させる。

2 正
アトロピンは、抗コリン薬であり、洞房結節のアセチルコリンM2受容体を遮断し、洞房結節の活動電位の発生頻度を増加させることで心機能を亢進させる。

3 誤
ジスチグミンは、間接型副交感神経興奮薬であり、コリンエステラーゼを可逆的に阻害し、アセチルコリン(ACh)の分解を抑制することでAChによる膀胱排尿筋(膀胱平滑筋)の収縮を増強する。

4 誤
ベタネコールは、直接型副交感神経興奮薬であり、腸管平滑筋のアセチルコリンM3受容体を刺激して、腸管平滑筋を収縮させる。

5 誤
トロピカミドは、抗コリン薬であり、瞳孔括約筋のアセチルコリンM3受容体を遮断して、瞳孔括約筋を弛緩させることで散瞳を引き起こす。

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