令和05年度 第108回 薬剤師国家試験問題
一般 理論問題 - 問 186

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問 186  正答率 : 75.1%

 国家試験問題

国家試験問題
37歳女性。高血圧症があり、処方1の薬剤を服用していた。今回、来局したときに、「この度、結婚することになり、できれば子供も欲しいと思うようになった」と話していた。対応したかかりつけ薬剤師は、処方期間中に妊娠する可能性を考え、処方医へ薬剤変更を提案することにした。最も適切な薬物はどれか。1つ選べ。

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1 メチルドパ水和物


2 ドキサゾシンメシル酸塩


3 スピロノラクトン


4 エトレチナート


5 ヒドロクロロチアジド

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問 186    

 e-REC解説

解答 1

本患者は妊娠を希望しているが、処方1のテルミサルタン錠は、催奇形成などの報告により妊婦または妊娠している可能性のある患者に対しては投与禁忌であるため、薬剤変更を提案する必要がある。妊娠中にも比較的安全に使用できる降圧薬としては、メチルドパ水和物、ヒドララジンなどがあげられる。

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